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2024/12/01 15:31 |
Always 三丁目の夕日
昨日DVDを借りてきた。
「レジェンドオブゾロ」と「Always 3丁目の夕日」。
洋画アクションと邦画ヒューマンドラマです。

レジェンド~はイマイチやったけど、Alwaysはかなり感動した。
前々からまわりの評判がよくて、俺の中で期待のハードルが高くなっていたにもかかわらず
文句の無い映画だった。



舞台は昭和33年の東京
まだ東京タワーも作りかけの時代。
せわしないが温かみのある町並みで
たくさんの人生が交わりあう。

小さい自動車修理工場の一家と、地方からそこに就職した女の子
駄菓子屋の売れない文学家と、小説好きの子供を連れた飲み屋のママ
戦争で妻子をなくした物静かな医者、流行り好きのタバコ屋のおばあちゃん
無邪気に走り回る子供たちや、テレビを見るために集まる町の人々

それぞれが自らの人生に「大きな何か」を抱えながらも
必死に、しかし生き生きと暮らしている。
ときにはぶつかりあい、ときには抱きしめあい、
素直さゆえにうまくいかないこともあるが、
彼らの心にはいつも、夕日のようなあたたかさがある。

今となっては見かけなくなった下町の雰囲気のなつかしさ
現代の私たちがなくしてしまったかもしれないものが
この映画にはつまっている。

俺はこういう昔っぽい町とか人々が大好きなので
こんな生活が本当にうらやましい。
同じ日本やのに、時代が移り、生活が変わっただけで、
今の人は当時あった何かを忘れてしまっているかもしれない。
現代の特に若い人に、この映画のような人はなかなかいない気がする。
近所どうしで全然関わりをもたなかったり、
まわりの人にオープンでいられない。
それが普通になっているのかもしれない。
生活の豊かさばかり、これ以上求めてていいんやろうか?
目に見えないような大事なものをなくしてないやろうか?

シュークリームや万年筆に心から喜ぶ…
それが俺にはとても難しい。
くやしいような悲しいような気持ちがする。
俺はこの映画の中の人々の持っていない「物」は持っているのに、
あの時代の人らは、俺の忘れかけている「もの」を持っている。
お金では買えない、心の外じゃなくて内側にある「もの」を。
その「もの」とはなんなんやろう?
どうすればその「もの」が手に入るんやろうか?

この映画はそんなことを考えさせてくれるだけじゃなく、
見ているだけで、心がぽかぽかする映画やった。
今年の年末に続編が出るらしいので期待したい。

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2007/06/20 08:35 | Comments(0) | TrackBack() | 映画

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